今回は、地元の方も活躍する神奈川が誇る楽団『神奈川フィルハーモニー管弦楽団』の『フューチャー・コンサート 相模原公演』があるということで、相模原市民会館へ行ってきました!
相模原市出身・在住のホルン奏者 熊井優さんのホルン独奏が聴ける特別公演!先日、『ジモット人』のインタビューにご協力いただいた方とあって、ご活躍されている姿を拝見するのはとても楽しみです。
インタビュー記事はこちら→ジモット人 vol.12| 神奈川フィルハーモニー管弦楽団ホルン奏者 相模原市シティセールスサポーター 熊井優さん
開演時間は14時ですが、13時過ぎにはすでに長蛇の列!公演を見に来られている方を見てみると、小学生くらいのお子様や中学高校の生徒さんも多く、地元相模原の音楽家さんとあって大人気な様子が伺えます。
今回の『フューチャー・コンサート』は、一度はどこかで耳にしたことがある映画音楽やミュージカル音楽をテーマにした演奏会!オーケストラの演奏はどんな感じで聞けるのか、わくわくが止まりません。さぁ開演です!
[撮影:藤本史昭]
オープニングの曲は「ザッツ・エンターテイメント・メドレー」。様々な映画・ミュージカル音楽がワンフレーズごとに奏でられ、一瞬で観客をオーケストラの世界に引き込んでいきます。私はこの時すでに、鳥肌が立ってしまうほど感激しておりました。やはり生の演奏は迫力が違う!オープニングから観客を魅了する演奏でスタートしました。
司会・ナレーションを務めるのは、吉田孝さん。数多くのナレーション、映画やアニメの吹き替えもご担当されている方です。とても聞きやすいコミカルなMCで、観客の笑いを誘うジョークを交えながら、曲目の説明や当時の様子もお話してくださいました。その後も、ミュージカル音楽の代表作と言っても過言ではない「サウンド・オブ・ミュージック」の曲目や座間市在住のピアニスト 須藤千晴さんによるショパン「別れの曲」など盛りだくさんの前半演奏でした。
[撮影:藤本史昭]
後半は、相模原が誇るホルン奏者 熊井優さんのホルン独奏からスタートです!曲目は映画「ラ・カリファ」より「テーマ」です。ホルンの優しい音色がホールいっぱいに響きわたり、とても素敵な演奏でした。演奏後、今回の公演について「昨年の秋にソロをやることが決まり、地元でソロをできたことが忘れられない思い出になりました。神奈川フィルの仲間と一緒に相模原公演を迎えることができ、とても嬉しく思います。相模原で育ったので、相模原の子どもたちにこれからも音楽を届けていきたいです。」と語っていらっしゃいました。
熊井さんの独奏後も、有名な映画音楽の素晴らしい演奏と観客を楽しませるコミカルなMCで時間はあっという間に過ぎていき、気付けば最後の曲目に。最後は「ウエスト・サイド・ストーリー・セレクション」。ミュージカルや映画でも大人気の作品ですね。私も大好きな作品の一つです。演奏が始まるとその世界観にすぐに引き込まれ、場面場面が頭に浮かんでいき…圧巻の演奏でした!
演奏が終わると割れんばかりの大きな拍手!約2時間の演奏会もあっという間に終わってしまうほど、音楽に魅了された時間を過ごすことができました。
『神奈川フィルハーモニー管弦楽団』は定期的に演奏会を開催しております。今回の演奏会のように、聞き馴染みのある音楽での演奏会も開催されているので、まだオーケストラに行ったことがない・聞いたことがない方にもおすすめです。気構えず、リラックスして生の演奏の素晴らしさを体感できますよ。ぜひ足を運んでみて下さい。ホームページに各公演の詳細や予定も掲載されていますので、チェックしてみてくださいね♪
詳しくはこちら→神奈川フィルハーモニー管弦楽団HP