伊勢原で大人気のパン屋さん『Moulus a la Meule（ムール ア ラ ムール）』。

自社製粉工場で石臼挽きした地元産の小麦「湘南小麦」を使って、パンを作られています。石臼で小麦を挽くことはとても時間のかかることですが、丁寧に丁寧に挽くことで小麦の持つ美味しさを最大限に引き出すことができるそうです。

店頭に並ぶパンは、開店と同時に全てを焼き上げ提供するのではなく、焼き上がり時間をバラバラにしているそう。いつでも焼きたてのパンが楽しめますね！お取り置き予約も可能なので、お目当てのパンがある場合は取り置きをしてもらった方が確実です！

小麦の美味しさをシンプルに感じられるバゲットやカンパーニュ、フォカッチャなどの惣菜パンや、ブリオッシュやあんパンといった甘めのパンまで様々な種類のパンが店頭に並んでいます。

人気のパンは、なんと言っても「石臼バゲット」！（写真がなくてごめんなさい！）
丁寧に石臼挽きされた小麦で作られた、噛めば噛むほどその美味しさが口の中に広がるハード系のパンです。小麦の香りがとても良く、食べ応えも抜群！まずは素材を楽しむために、焼いて小麦を味わってみてください！カリッと香ばしく、小麦の香りが引き立ちますよ。お好きな具材を挟んでサンドイッチにしたり、スープと一緒にいただくのもオススメです！

そして、入口で気になっていたこちらの看板。

地元の美味しい飲食店と『ムール ア ラ ムｰル』とでコラボ商品を企画・販売しているそうです！
取材にお伺いした時は、中華料理屋さんの鶏の唐揚げ・白身唐揚げと特性中華ソースを使ったバーガー、珈琲店とコラボしたひよこ豆のカレーをバゲットにのせたパンがありました！

写真左側が、珈琲店とコラボした「カレーグリルバゲッド」です。
スパイシーなカレーと、小麦の美味しさが感じられるバゲッドとの相性が抜群でした！

店内には、パンと同じ湘南小麦で作られた菓子やパンと一緒にいただいて美味しいコーヒーやオリーブオイル、ジャムも販売されていました。

『ムール ア ラ ムｰル』は、かつて名店と名高かった『ブノワトン』で修業されたお弟子さんが、『ブノワトン』店主であった故 高橋氏の意思と『ブノワトン』のあった場所を受け継いで、パンを作り続けているお店です。
店名の Moulus は“挽く”、 Meule は“石臼”という意味だそうですよ。

近隣の小学校で、パン作り教室や小麦授業もされていらっしゃるそうです！

お店の外にはクジラのオブジェも！

伊勢原駅からは少し離れた場所にありますが、『ムール ア ラ ムｰル』のパンは一食の価値あり！！是非、丁寧に石臼挽きされた小麦本来の美味しさがぎゅぎゅっと詰まったパンをご賞味ください！！