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“ペピーノ”と厚木の魅力を発信するアンテナショップ『PEPINO Cafe』

みなさん、“ペピーノ”をご存じですか?かわいらしい響きの“ペピーノ”…あまり聞きなれない単語ですね。今回は、その“ペピーノ”を厚木の新たな名産にしよう!と活動しているところがあると聞き、アンテナショップとして発信をしている『PEPINO Cafe(ペピーノカフェ)』へ訪問しました!
ペピーノカフェは、小田急小田原線 本厚木駅から徒歩5分ほど、大きな立体駐車場の1階にあります。

“ペピーノ”とは、ニュージーランド原産の〇〇!

冒頭から謎が深まるばかりの“ペピーノ”…。1980年代にニュージーランドからやってきた、「野菜」です!ペピーノはナス科の野菜で、大きさはトマトくらい、味はメロンに近い味。日本に輸入された当時はガムなどに使用されていたそうですが、いつしか廃れてしまいました…。

厚木にキャンパスを構える東京農業大学の髙畑教授は、日本で栽培するとなぜか甘く育たないペピーノの研究を重ね、甘く栽培する方法を見つけ、高糖度化の特許も取得しました。その後、普及活動の中、コジマホールディングスの代表と出会い、“ペピーノを厚木の名産にしよう!ペピーノと言ったら厚木と言われるようになろう”と一緒に活動をはじめました。ペピーノの発信場所兼アンテナショップとして、こちらのカフェをオープン。日本で唯一、ペピーノをいただける場所です!

基本はセルフスタイルの無人カフェ

こちらのカフェは、平日のランチタイム(スタッフ常駐)と、それ以外の時間はセルフタイム(無人)での営業となっています。ドリンクを1つ購入すればカフェスペースは自由に利用でき、お弁当などの持ち込みも可能。リモートワークをしたり、休憩スペースとしての使用もぴったりですね。

セルフタイムのドリンクは、コーヒーやカフェラテ、紅茶など。コーヒーメニューは、地元厚木で焙煎所を運営している『厚木珈琲』が監修したスペシャルコーヒー。季節に合わせてコーヒー豆の煎り具合を浅煎り・深煎りと変更し、豆の良さを生かした味に調整をしています。何度も調整を重ね、試飲だけで100杯は超えていたそうですよ!“厚木一のカフェラテ”を目指して研究されたカフェラテは、特におすすめです!食券機で支払いをして、マシンでボタンを押せばOKです♪

見覚えのある“黄色い冷蔵庫”…JIMOTTOスポット記事でも紹介した『玉子サンド研究所(ヤマモトヤ)』のもの!ボリュームたっぷりな名物「たまごサンド」と黄色い冷蔵庫が目印でしたね♪ 『玉子サンド研究所』は駅から離れた場所にあるので、本厚木駅前で手軽に購入することができるのは嬉しい限り。

ペピーノカフェオリジナルサンドに仕上げていただいているようで、玉子ペーストがたっぷり入っています!たまごサンドを目当てに買いに来られるお客さんも少なくないとか。食券機でチケットの購入をするか入口外のboxにお金を入れて、冷蔵庫からサンドイッチをお取りくださいね。

平日限定でいただける絶品ランチメニュー

スタッフが常駐する平日限定のランチタイムではホテルの味が楽しめ、ペピーノを使ったスイーツもいただけますよ!

厚木アーバンホテルで大人気のカレー「アーバンカレー」
ペピーノカフェからもほど近い『厚木アーバンホテル』で提供している人気のカレーと同じものが、こちらのカフェでもいただくことができます。厚木にある『霜島農園』のはるみ米ともち麦を合わせたご飯に、お肉がたっぷり入ったビーフカレー。お肉はホロっとほどけ、野菜の旨味が溶け込んだルウが絶品。もち麦入りのご飯もプチプチ楽しい食感♪

ペピーノの果肉を楽しめる「ペピーノパンケーキ」
髙畑教授の研究で甘く育ったペピーノを美味しいソースに変身!もっちりしっとりパンケーキに存分に添えられています。ゴロゴロの果肉は食べてみると本当にメロンに似た味で、少し歯ごたえがありました。ペピーノは乳製品とも相性がいいので、ぜひクリームと一緒に召し上がってくださいね。ペロッと食べきってしまいました!

さっぱりといただける「ペピーノラッシー」
乳製品と相性のいいペピーノをラッシーに。飲む前によくかき混ぜて、ミックスしましょう!果肉はゴロゴロ入っているので、底にたまってたらスプーンですくって食べてみてくださいね。ラッシーの甘さとカレーの辛さが程よく調和するので、アーバンカレーとセットでいただくのもおすすめ。

厚木のいいものも購入できます!

カフェの入口には大型の自動販売機があります。よく見ると、地元厚木のいいものがたくさん詰まっていましたよ。

厚木珈琲の瓶入りコーヒー「厚木クラフト」やアーバンカレーに使用されている「はるみ米」「もち麦」、厚木産の貴重な「非加熱のはちみつ」や酒蔵がつくる「サイダー」など…。特にはちみつは大人気のようで、品切れになることも!(はちみつはカフェ利用時に試食することができます。ぜひお試しあれ)

地元厚木とペピーノの魅力を発信する『ペピーノカフェ』。今後ペピーノがどのような広がりを見せていくのか楽しみですね。ペピーノが気になった方は、ぜひこちらのカフェでペピーノを召し上がってみてくださいね♪

〒243-0018
神奈川県厚木市中町3丁目3-9 厚木アーバンプラザ 1階
ランチタイム(月~金)/11:00~14:00
セルフタイム(月~金)/8:00~11:00、14:00~17:00
     (土日祝)/10:00~17:00
自動販売機・冷蔵庫/6:00~23:00
https://www.instagram.com/pepino.cafe/

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