J3プロサッカーチームの『Y.S.C.C.横浜』。若い世代を様々な「体験」で応援している『ジモティビティ』でも大変お世話になっています!
『Y.S.C.C.横浜』は、プロサッカーチームの運営以外にも子ども達へのサッカースクールや大人向けのスポーツ教室なども開催されていますが、さらに、スポーツを通して健康を推進する“元気プロジェクト“など地域の方々との交流を大切にし、地域に根ざした運営をされています。
その中の活動の一つに、『Y.S.C.C.ファーム』というものがあります。
『Y.S.C.C.ファーム』とは、選手自らが農業指導を受けながら耕作放棄地を蘇らせるプロジェクト。
元々、選手たちは空いている時間を使って神奈川区の農家さんのお手伝いをされていました。その時に、農業が盛んだった横浜市も高齢化問題と若い世代の担い手不足により、耕作放棄地が問題になっているというお話を伺い、クラブ理念である“地域はファミリー”の観点から手を差し伸べる事は必然と感じ、2021年に発足。農薬を極力使用しない農法で、地産地消を目的に生産を行っています。
Y.S.C.C.ファームの想いは3つ。
1.眠っている土地を蘇らせる
2.子ども達、ファンの皆様に農業に興味・関心を持ってもらう
3.横浜野菜を皆様に食べてもらい、野菜のおいしさ・魅力を知ってもらう
実際に選手が育てたじゃがいもを子ども達やファンの方々と一緒に掘って、収穫祭を行ったりもしているそうですよ!
『Y.S.C.C.ファーム』で収穫された新鮮な野菜は、Y.S.C.C.横浜のホームゲーム(ニッパツ三ッ沢球技場)で販売されています。
また、現在は月に2回、中スポーツセンターの前でも出張販売をしています!
伺ってみると、大盛況!
出張販売は14:00〜17:00の予定でしたが、開店の14:00になった途端に多くのお客様がご来店されていました。
葉物やナスなど、色々な種類の野菜が並んでいます。カラーピーマンやパールゴーヤなど、珍しい野菜もありましたよ。3,000円の箱詰めセット(代引手数料込み)もあり、こちらも人気があるそうです。
接客をされている方の中には…
Y.S.C.C.横浜のDF 西山峻太選手がいらっしゃいました!
一つ一つ丁寧に野菜の特徴や食べ方などを説明していたり、お客様の質問にも的確に答えていたり、その姿はとても頼もしく、感心するばかりです。元々は野菜の知識も何もなく全く知らない状態でしたが、お世話になっている方に教わりながら野菜を育てていく中で学んでいるそうです。
「種まきから収穫までやっている分、薄くない内容をお話できます。収穫した野菜を実際に食べてみるとどのような感じかもわかり、自分の言葉で説明できるので、お客様にも伝わりやすいのだと思います」とお話してくれました。
出張販売の前日に収穫して袋詰め。シャキッと新鮮な状態を保つように大きな冷蔵庫へ入れて保存する、この前日準備が大変とのこと。
リピーターさんも多いそうですが、次から次へとお客様が途切れることなく、野菜は売れていきます。16:00前には完売。あっという間でした!
「飲食店にも納品している無農薬野菜。虫がいたり形が悪かったりもしますが、味には自信があります。選手としても体づくりが大切なので、食から体が作られることにも興味が湧き、もっと勉強していきたいと思います。
障がい者の方々との活動もしているので、車いすの方と畑…これは車いすでもできるかなとか、いずれマッチングできないか考えています。サッカーチームだけど、サッカーじゃないところからもY.S.C.C.の魅力を届けていきたいです」
と、目を輝かせながらお話をしてくださった西山選手。Y.S.C.C.の素敵な取り組みです。
日によっては1時間で完売してしまうことも。是非お早めに会場へお越しください!
会場:中スポーツセンター前(スポーツセンターは令和5年5月末日(予定)まで休館) 〒231−0801 神奈川県横浜市中区山下3−15−4 |
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みなとみらい線「元町・中華街駅」前「中華街入口」よりバス「みなと赤十字病院入口」下車、徒歩すぐ | |
https://yscc1986.net/info/club/20210817002/
https://yscc1986.net/info/club/20211012001/ |
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