逗子に店を構える『とんかつひこのや』は、こだわりと笑顔が詰まった素敵なお店。
JR逗子駅の西口を出て50mほど歩くと見えてくる、“豚カツ”と書かれた白い旗。
多分あれだよね?と思いながらお店の正面に近づくと、右側にはひらがなで『とんかつ ひこのや』。ここで間違いなさそうです!
「いらっしゃいませ!」と、明るく迎えてくれたのは、白衣と和帽子を身に纏った店員さん達。まるで料亭に来たかのような気分。笑顔が素敵です。
白を基調にした店内は、清潔感があり温かな雰囲気でした。
メニューは定食と単品、ちょっとつまめる一品料理があります。
今回は、定食から「メンチカツ」「上ヒレ」「上ロース」。そして単品で「カキフライ」をいただきました。
注文すると「低温でじっくりと揚げるので、お時間いただきます」と定員さんから一言。それぞれのメニューによって揚げ時間が違うのはもちろんのなのですが、その日の食材の状態、室温や湿度によっても細かく調整するのだそうです。すごい職人技!
今回、特別に厨房を覗き見させてもらいました。
お肉や油、パン粉、お米へのこだわりもすごいのです。お米は入り口入ってすぐの大きな羽釜で炊き、お肉は良質な穀物中心の飼料で育てられ、肉の柔らかさ・脂の甘さ・軽さ・美味しさが特徴の千葉県産の銘柄豚「林SPF豚」を使用。パン粉は、関東で唯一専門に作っている工場のオリジナルパン粉を使用しているそうです。
油は国産純正ラードと太白胡麻油。透明感のある綺麗な油でした。
低温でじっくり揚げられたとんかつは見たことがない綺麗な淡い色!これが“白いとんかつ”と呼ばれる由来ですね。
しばらく待つと、ついに定食が到着!
大きなお盆の上には、おしんこ、ツヤツヤふっくらとしたご飯、キャベツには細かくカットされて大葉が入っていて爽やか。赤だしのお味噌汁はぎゅっと、出汁がきいて旨味がたっぷり。そして「豚のそぼろ」がまた美味しい!
一品一品に手がかけられているのが分かります。
「ロース」
程よい脂とお肉を味わいたい方はこちらがおすすめ。
「ヒレ」
お肉の赤身が好きな方は、こちらをぜひ。
店員さんに「お肉が甘いので、最初はお塩で」とおすすめされたので、ちょいちょいっとお塩をつけてパクッと一口。
サクッと軽い口当たりの衣。噛んだ瞬間、口の中に“ジュワッ”と肉汁が溢れ、お肉の旨味が広がります。分厚いのに柔らかいことにも驚きましたが、確かにお肉が甘い!こんなに素材の味を楽しめるとんかつは、初めて食べました。お塩は2種類、白いヒマラヤ岩塩とピンク色した沖縄の塩。比べてみると全然違います!ぜひ実際にお試しを。
「メンチカツ」
丸っとした可愛らしいフォルム。メンチカツだと思って侮るなかれ、同行者曰く、“飲めるメンチカツ”だそう…!小さめに見えますが、濃厚な旨味がぎゅっと詰まって満足感たっぷりです。
「カキフライ」
牡蠣の旨味が閉じ込められ、噛んだ瞬間に弾けます!牡蠣フライ好きも唸る逸品。
ほかにもエビフライや大粒ホタテフライなど、海鮮の揚げ物も数多く楽しめます。
美味しいと唸りながら、あっという間に完食してしまいました。
名残惜しさも感じながら、また絶対食べに来ようと心に決め、お店を後に。
逗子駅の西口エリアは、いわゆる山側。海側の賑やかな雰囲気とは違って静かなので、逗子でのんびりとお食事を楽しみたい方はぜひ『とんかつ ひこのや』へ。
地元の人達の間でも美味しいと評判になっているそうなので、訪問する際はご予約をおすすめします!
〒249-0002 神奈川県逗子市山の根1丁目1−32ー102 |
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JR「逗子駅」西口より徒歩1分 | |
046ー894ー4455 | |
11:00〜14:00 17:00〜21:30 |
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月曜定休 | |
https://www.instagram.com/tonkatsu.hikonoya/?hl=ja |
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