1959年に横浜中華街で創業した『重慶飯店』。皆さまご存知、老舗の本格四川料理店です。
60周年を記念して創業の地に旗艦店として生まれ変わった『重慶飯店 本館・横濱賓館』へお邪魔しました！

2018年10月10日にグランドオープンしたこちらの本館は、中国絵画やアンティークに囲まれた地上7階建てのレストラン。世界的に有名な香港のデザイナー“アラン・チャン”が手がけた重厚感漂う外観で、1階にショップ、2階は54席のゆったりとしたダイニングフロア、3階は9部屋ある個室フロア、4階が調理場、5階は60席まで収容可能なバンケットルームです。

1階 ショップ

『横濱賓館』と呼ばれる6階・7階は、10～20名の個室フロアと高級感漂う貴賓室となっています。

7階 貴賓室

全ての階、それぞれがとても素敵です…！
各部屋には創業者のコレクション、張大千の絵画を展示。横浜中華街のランドマークです。

今回は、おすすめメニューを3階の個室でいただきました！（こちらの個室では火鍋をいただくこともできますよ♪）
まず、平日限定のランチは、週替わりメニューです。

※写真は一例です。

8種類のメイン料理から1品を選び、ライス、副菜、スープ、デザートが付くお得なランチ。スープも週替わりです。取材に伺った週は「コーンとトマトのとろみスープ」でした♪ 週替わりのメニューを目当てに、毎週ご来店されるお客様もいらっしゃるそうですよ。何種類かオーダーしてみんなで取り分ければ、ちょっとしたコース料理気分も味わえますね。
今回は、「海老とブロッコリーの香り炒めランチ」をいただきました。

大きめでプリップリの海老がたくさん！食べごたえがあります。ゴロッとした甘みのあるブロッコリー、キノコや人参も入っていて具沢山。やさしい味わいで、さらっといただけました！

デザートは、「杏仁プリンのブルーベリーソースとクッキー」。口の中もサッパリで後味すっきりです♪ （デザートは季節ごとに変わります）

重慶飯店の看板メニュー「正宗麻婆豆腐」
“正宗”とは中国語で“本場”や“本格的な”を意味するそうです。一口含むと、花山椒の香りが口いっぱいに広がります！しびれる辛さもありますが、辛い中にも旨味があり、辛いものが得意ではない方でもご飯と一緒なら食べられそうです！本場四川の麻婆豆腐、おすすめです♪

そして今、暑いこの時期ぴったりの、夏の涼麵（リャンメン）フェア開催中です！（フェア期間は、6/13～9/30）
四川料理を代表する名菜をアレンジした逸品や、人気の「白担担麺」をアレンジしたメニュー、豪華な食材を盛り込んだメニューなど5種類の夏におススメの冷たい麺です。
今回はその中から3種類をご紹介いただきました♪

「豚肉のニンニク辛子まぜそば」
四川名菜の雲白肉（ウンパイロウ）を涼麵スタイルにアレンジ。よく混ぜていただきましょう！ニンニクの風味と辛子ソースは相性抜群。夏に食べたい、ほどよい辛さの涼麵です。

「白タンタン涼麺」
白ゴマがとてもクリーミー。こちらは大人気の「白担担麺」を涼麵にしたものです。ほどよい酸味と辛味もありますが、クリーミーで優しい味。パクチーが良いアクセントになっています！

「よだれ鶏涼麺」
人気の前菜「口水鶏」を涼麵スタイルにアレンジ。甘味と辛味の調和された一品です。大きめのスライストマトがたくさん盛り付けられていて、サッパリ感を増してくれます。

今回はランチメニューを中心にいただきましたが、グランドメニューもとても種類が豊富！目移りしてしまうほどです。あらかじめの相談が必要となりますが、辛さの調節など、オーダーメイドの料理もご用意いただけるので、香辛料や辛味が苦手な方も、ぜひご相談してみてくださいね。新しい発見があるかも♪

ローズホテル横浜の1階にも『重慶飯店 新館』があります。
同じお店ではあるのですが、ランチに関しては各々の料理長がメニューを考案しているため、ランチメニューは異なります！（グランドメニューは同じです）それぞれの楽しみ方が出来る『重慶飯店』。また違ったランチを楽しみに足を運ぶのもいいですね！