大磯駅からほど近い国道1号線にあるタイ料理のお店『マッサマン タイキッチン」。大磯町ではかなり有名な、本場タイ料理がいただけるお店です！

元々は、オーナーさんのお友達が大磯でお店を出すため、そのお手伝いとしてタイから日本に来日されました。しかし、お友達は体調を崩してしまい、お店を続けることが出来ず…2015年にオーナーさんお一人で新たにタイ料理店をオープンさせました。海や山、自然に囲まれた大磯を、初めて日本に来た際に気に入ってしまったそうです。大好きな大磯で、現在は娘さんとお店を経営されています。

ご自身が作ったタイ料理を“美味しい”と言ってもらえるのが幸せというオーナーさんは、毎日の仕込みから片付けまで一切手を抜きません！
まずは、タイ料理にも欠かせない“出汁”。毎朝、その日使用する分の出汁をお野菜や鶏肉から取っています。もし、その日の分が余ってしまっても翌日には回さず、新鮮なものを毎日使用します。オーナーさんが大切にしていることは、出汁づくりや料理をする時に“食材への感謝の気持ちを忘れないこと”だそうです。閉店後も店内を隅々まできれいにし、食洗器の内部までお掃除してから帰宅するという徹底ぶり。食材だけでなく、お店全体への敬意が伺えます。
丁寧な仕込みと店内の清掃、大切にしている日々の積み重ねが、きっとお客様の“美味しい”の声に繋がっているのでしょう。ファンの方々が足繁く通うのも頷けます。

さぁ、丁寧に作られた美味しいお料理をご紹介しましょう♪

店名にもなっている名物カレー「ダブルカレー（マッサマンカレー＆ナスと鶏肉のグリーンカレー）」
こちらに来たらぜひ一度は食べていただきたいのが、マッサマンカレー！（赤っぽい方のカレーです）マッサマンカレーは、出来上がるまで2日かかるほど仕込みにじっくり時間をかけます。大人気で品切れになることもしばしばありますが、お客様思いのオーナーさんはしっかり仕込みを行い、できるだけ品切れにしないよう心掛けていらっしゃるそうです。マッサマンカレーは、香りが豊かでコクがあり、看板メニューなのも納得！骨付きのお肉が入っているので食べ応えも◎ グリーンカレーは、“これがなす!?”と思うほど素材を活かした調理法でクセになる一品です。具材が大きいのも嬉しいですね！

「ダブルカレー」はもう一種類、（マッサマンカレーと海老とアボガドのグリーンカレー）もあり、こちらも大人気だそうです！どちらを食べようか迷ってしまいますね〜！！

生姜の効いたタレと炊き込みご飯が絶妙！「カオマンガイ」
蒸し鶏と生姜の効いた炊き込みご飯を一緒に合わせて食べるカオマンガイ。あっさりな味付けの中にしっかりとした旨味が美味しい！ピリ辛な「生姜ソース」とみたらしのような「甘いソース」が別皿で付いていて、スタッフの方曰くどちらも少しづつつけて食べるとまた違った味わいになるんだとか。実際試してみましたよ！甘めのソースがピリ辛具合をうまく調和してくれて、さらに食べやすい感じになりました〜！

タイの焼きそば「パッタイ」
甘めのソースがしっかりと米粉麺に絡みつき、お野菜と海老を堪能できるパッタイも大人気！お野菜はシャキシャキ、エビはプリップリで歯ごたえも楽しい♪ アクセントにナッツを後からかけられるよう別盛りにしてあるのも、オーナーさんの優しさが出ていますね◎

受け継がれる母の味「トムヤムヌードル」
オーナーさんのお母様が小さい頃に作ってくださっていた、トムヤムスープを再現。レシピを知らないので、子どもの頃の記憶と食べていた味を元に再現されたそう。トムヤムクンとは違い“酸っぱい・辛い・甘い”の三拍子揃ったスープです。辛さや酸っぱさの奥にコクもあり、甘さも加わることでとても食べやすい一品でした。今回、「カオマンガイ」のランチセットのヌードルをこちらのトムヤムに変更。色々食べたかったので、変更できるのは嬉しい！こちらの「トムヤムヌードル」は、日本で探してもここでしか食べられないと思うので、ぜひ試してみてほしいで一品です！

平日のランチタイムには、どのお食事メニューにも前菜3種盛りが付いてきます。写真右側の生春巻きも、具がたっぷりでとてもきれいに巻かれていて美味しかったです！

娘さんが作る絶品スイーツ「マンゴーラッシー」
辛い料理と一緒に飲みたいラッシーを注文。オーナーさんの娘さんは、スイーツを担当されています。トロッとしたマンゴーの濃さがたまらない♪ 程良い甘さが、辛い料理にぴったりでした！

ランチタイムは、やはり店内が満席になることがほとんどです。お料理はオーナーさんお一人で作っているため、お時間をいただくこともあります。しかし、待ってでも食べたい美味しさ。余裕をもってお食事をお楽しみください◎
今回ご紹介した、カレーなどのお料理や前菜、ドリンクなどお持ち帰りすることも可能です！まずはお店にお問合せしてみてください！