2023年12月3日
相模原市緑区にある相模湖。四季折々の風景やイルミネーション、人気の観光スポットもある自然豊かな湖ですね。今回、その相模湖で何やら面白そうな世界大会が開催されるとのことで、応援に行ってみました!
大会当日は、気持ちのいい冬晴れ!
今回訪れた世界大会、その名も『足こぎスワン世界大会』!そう、皆さまきっと一度は乗ったことがあるであろう足こぎのスワンボート。2人1組でスワンボートに乗り込み、100mのタイムを競う大会です!
「相模湖を活かしたイベントをやろう!」と、2017年からスタートした『足こぎスワン世界大会』。
毎年秋に開催される『相模湖ふれあい広場』というイベントに合わせてこちらの大会も開催されていましたが、今年は開催日(10月9日)が荒天になるとの予報でイベントは延期、大会も湖面が荒れて危険なことから中止を余儀なくされました。しかし、大会参加予定の方々から「参加したいからやりましょう」「楽しみにしていたので、ぜひ開催してほしい」との嬉しい声が多数あり、来年まで開催できないと諦めていた実行委員会も開催に向けて再始動!無事、12月3日に開催することができました。
一般69組、ファミリー(親子)12組、当日エントリー18組、総勢99組198名の方が参加されました。地元相模原から参加の方もいれば、県内や東京、さらに埼玉から来たという方も!初参加の方が半数を占めていましたが、2回目、3回目の方もちらほら。10月に参加を予定していたけれど、今回は都合がつかず参加できなかった方も多くいるということです。ぜひ来年リベンジしていただきたいですね!
白熱の競技スタート!
朝9時、開会式が始まり、競技前に参加者みんなで体操!足で漕ぐだけと言っても100mを全力で漕ぐわけで…意外と過酷だという噂も聞こえました。準備運動、大事ですね!
開会式後、順次レースがスタート。レース前にMCから意気込みやどこから来たのかなどインタビューを受けたり、レースはなごやかな雰囲気で進みます。参加者の皆さんは、安全のために救命胴衣を装着してスワンボートに乗り込んでいきます!
スタートの合図とともに勢いよく進みだすスワンボート。しかしペダルが空回りするようで、なかなか思うように進んでくれず、皆さん大苦戦!それでも力いっぱい漕ぎ続け、船尾の水しぶきの大きさでどれだけペダルを漕いでいるのかわかりますね…!
レース中もMCの方が実況で盛り上げます!「1スワン(スワンボート1台分)くらいの差がありますね~」なんて面白い表現も飛び出し、観客を笑わせていました。途中風が強く吹き、コースから外れてしまうスワンボートも…。一生懸命漕ぐだけでなく、上手なハンドリングも必要なようですね。
全速力で進むスワンボートの反対からは、レースを終えたスワンボートがゆらゆら帰ってきて…なんだかなごむ光景も。
レースを終えた参加者からは「思ったよりもタイムが出なかった」「走り終わった後は超きつい!」「足がパンパン!」と、こちらが見ている以上に過酷だったようです…!ですが、晴れ晴れとしたお顔で楽しいレースだったことが伺えました。
今大会のチャンピオンは…
全てのレースが終了したのは13時頃。少し時間をおいて、表彰式が開かれます。
親子で参加のファミリー部門1位は1分15秒39、お父さんとお嬢さんの2人組。お父さん、相当漕ぐのを頑張ったそうです!
一般参加部門1位は1分11秒78、横浜から参加されていたロードレーサーでした。この日も2時間半かけ横浜から会場まで自転車でいらしたそうです!体力にびっくり。2位とは0.1秒の差しかなかったとか…!参加された皆さん、お疲れ様でした!
相模原市緑区のゆるキャラにも会えました♡
会場はキッチンカーやフリーマーケットなどで賑わい、美味しいものを食べながら、湖での熱き戦いを応援している方も多くいらっしゃいました。
相模原市緑区のイメージキャラクター“ミウル”も遊びに来ていました。潤水都市さがみはらの、自然あふれる緑区と豊かな自然を表現しているキャラクター♪
今年も『相模湖ふれあい広場』と同時開催で『足こぎスワン世界大会』は開催されるということです。今回の大会の1位は1分11秒台でしたが、今までの最高記録はなんと、1分04秒!「私が世界一になる!」と自信のある方やチャレンジしてみたい方は、ぜひご参加お待ちしております♪