【現地レポート】和菓子づくり体験♪

神奈川のジモトで、○○づくり・○○体験・キッズ向けのお仕事体験など…いろんな“ワクドキ”に出会えるアクティビティを実施する『ジモティビティ』。
今回は、川崎市幸区にある昭和6年創業の和菓子屋さん『新岩城菓子舗』にご協力いただき「和菓子づくり体験♪」を行いました。3年前に「和菓子づくり」のジモティビティを実施した際の反響が大きく、今回の第2弾が実現!(前回のプログラムの様子はこちら)午前午後合わせて3部開催され、合計8組のご家族にご参加いただきました。

エプロン、三角巾、マスクを着用して準備万端。いよいよ体験のはじまりです!

はじめに、3代目の女将さんからお店の歴史や和菓子の魅力、地域に対する思いなどをお話しいただきました。皆さん真剣に耳をかたむけていらっしゃいます。
続いて、和菓子づくりがスタート。季節の上生菓子「ひまわり」「水鳥」「あじさい」の3品を作ります。前回に引き続き、4代目の健太さんが先生です!

まず、「あじさい」の花びらになる部分を錦玉羹(きんぎょくかん)で作ります。錦玉羹とは、寒天を水に溶かし砂糖等を加えて煮詰めたもの。出来上がりを想像しながら、竹串を使ってそれぞれの好きな色に少しずつ色を付けていきます。

この時点でカラフル!色にも一人一人の個性が出て、出来上がりが楽しみです。錦玉羹が固まる間に、他のお菓子に取りかかります。

1品目は“こしあん”と“練りきりあん”を使った「ひまわり」。
練りきりには色をつけて花びらの部分にします。色の数は自由なので、2色だったり5色だったり様々。こちらもカラフルなひまわりとなりそうです。色をつけた練りきりは、“きんとんぶるい”を使って押し出します。

キレイな花びらができました!
“ふるい”の網目で筋をつけたこしあんを種の部分にして、周りに先ほど作った花びらをつけていきます。花びらを潰してしまわないように、お箸を使って慎重な作業…!本来は手の上で仕上げるようですが、初めての方にはなかなか難しいのでケースの中で花びらを付け、形を整えて完成です!(完成品は後ほど♪)

続いて「水鳥」を作ります。
あんこを練りきりで包み茶巾絞りという技法で仕上げるのですが、これがとても難しい。練りきりに色を付ける前に、まずは手の動きを練習します。わからない時は健太さんが個別に丁寧に教えてくださっていたので、心強いですね。
そして、いざ本番!かわいらしい「水鳥」が出来上がりました♪

最後に「あじさい」。
最初に色を付けていた錦玉羹がいい感じに固まりました!固まった錦玉羹はをナイフで好きな大きさにカットして、あじさいの花びら部分にします。白あんに付けて…透明感のあるきれいなあじさいになりました!

皆さんの完成品、それぞれの個性があってとても素敵ですね♪

短い時間の中でしたが、初めましてのご家族同士の交流もあって、一緒に楽しく和菓子づくりの体験をすることができました。最後に新岩城菓子舗さんから参加者の皆さんへ嬉しいお土産も♪

先生を務めていただいた健太さんと女将さんは、「近隣からだけでなくたくさんの方面からいらっしゃっていただいて嬉しいですね。皆さん同士の交流もあって、開催できてよかったです」とおっしゃっていました。今回ご参加いただいた方々からも「ここまで奥深く体験できるとは思わなかった」「和菓子について知ることができてよかった」「初心者や子どもでも個々に合った教え方をしてくれてありがたかった」など、嬉しいコメントをたくさんいただきました。

また今後も、楽しい貴重な体験プログラムを開催していきたいと思っています!
皆さん、ご参加ありがとうございました!


【第1部ご参加の皆さま】


【第2部ご参加の皆さま】


【第3部ご参加の皆さま】