【現地レポート】『ジモティビティ』三浦半島の養鶏場見学&実食&ライター体験!

神奈川にお住まいの18歳以下の若い世代を様々な「体験」で応援している『ジモティビティ』
今回は、お子様が記者になりきり、「姫様のたまご」で有名な養鶏場を取材!産みたてたまごで作られた絶品厚焼きたまごサンドイッチやスイーツを実食し、取材したこと・感じたことを「記事」にしていただく体験です。

9月の台風の影響で荒天の週末が続いていましたが、当日は天気に恵まれました!また、10月以降は鳥インフルエンザ対策のため一般の人は見学できなくなるとの事で、タイミング良くこちらの体験を実施することができました。
今回の体験には、5名の”子ども記者さん”に参加していただきました!

取材先として協力していただいたのは、横須賀で養鶏場を営んでいらっしゃる「岩沢ポートリー」さん。
こちらで生産されている「姫様のたまご」は、地元の方々はもちろん、わざわざ遠方から求めにくるお客様がいらっしゃるほど美味しく人気のたまごだそうです。この日は、代表取締役の岩澤剛さんから、こちらの養鶏場の仕組みや秘密をたくさんお話していただきました。
お子様たちは、興味津々になって聞いた話をメモしていました!

例えば、、、
鶏たちが食べているご飯は、岩沢ポートリーさんや地元の農家さんが作っている三浦野菜、三崎のマグロを粉末にしたものなどを食べているのだとか。地元で採れるものにこだわっているそうです!
他にも黄身の色を鮮やかにするためのパプリカも入っていたり、こだわりが詰まった飼料で鶏たちは育てられているのですね。

そしていよいよ養鶏場の中を覗いてみると、、、
全部で1,000羽以上の鶏があちこち動き回っています!(止まり木の上にいる鶏は休んでいるところなのだそうです)

岩沢ポートリーさんでは、一般的な「ケージ飼い」ではなく、地面に放して鶏が自由に動き回れるようにした「平飼い」という飼い方をしています。

ハルカくん
ハルカくん
平飼いとは大きなゲージの中である程度の数のニワトリを飼うことです。平飼いにすると人なつっこくなり健康状態などを安心して確認できます。

 

この飼い方は、鶏がストレスを感じず伸び伸びと生活できるので健康に育つとのこと。岩澤さんが1羽の鶏を間近で見せてくれました。毛ヅヤがとても良く、ふわふわとした触り心地。羽根の裏側を見てみると健康状態が分かることも教えてくれました。

1つの小屋に200匹のニワトリが飼育されていて明るい所でえさを食べて、暗いところでたまごを産む習性が付いています
ノアさん
ノアさん

参加していただいた親子の方々には、キャベツの葉っぱを与えてもらいながら、鶏の様子の観察もしていただきました。

アオイくん
アオイくん
キャベツのエサやりをしましたが、葉をあまり食べないのはニワトリはキャベツの苗木の葉より、茎の方が好きだからです。

ちなみに「姫様のたまご」の値段はなんと(参加者皆さんの想像を超える)1個100円!
それもそのはず、大事に大事に育てられた「姫」(鶏)が生んだたまごは鮮やかで濃い色の黄身をしていて、コクがありとても濃厚な味がします。これはぜひ本物を見てほしいと思います!
最後に、産んだたまごが集まるレーンを見せていただきました。岩沢ポートリーさんのご厚意で1人2個いただけるということで、お子様たちも親御様もワクワクしながらレーンのたまごを拾い上げていました。

たまごを産む時間を聞いてみるとたまごを産む時間は、そのニワトリごとにちがう時間だそうです。だいたい早いにわとりは1~2分ぐらいで、おそいニワトリはだいたい5~10分ぐらいだそうです。
リョウヤくん
リョウヤくん

 

ここで、前半の養鶏場の見学(取材)は終了です。

養鶏場の見学(取材)の後は、一旦お昼タイム。産みたてたまごや、「姫様のたまご」を使用したスイーツや玉子焼きなどを販売している、岩沢ポートリーさんの直売所に移動します。

お昼ご飯は、岩沢ポートリーさんの産みたてたまごで作られた「たまごやの贅沢サンド」と手作りの「姫様のプリン」をいただきます!

たまご尽くしで贅沢なお昼ご飯ですね!とっても美味しそう!!

ハジメくん
ハジメくん
レタスがシャキシャキ、たまごがとろりとしていて、いつものサンドイッチの約2倍の大きさで満足出来る味です。

後半は、養鶏場で取材したことと食べた料理の味を記事にする体験です。
書き方や表現方法はプロのライターさんが教えてくれました。

記事作成のポイントは「正確な情報を伝える」「相手が知りたい事を考える」ということです。
記事の構成はライターさんに教えてもらって、お子様たちには相手に伝えたいことを書き出してもらいました。特に“鶏が暗いところでたまごを産む”という習性が気になったようです。
初めて取り組む記事作成に苦戦していたようですが、なんとか書き上げてくれました!

それでは、お子様が一生懸命作った『岩沢ポートリー』の取材記事をご覧ください!

 

ノアちゃん
ノアちゃん
おいしいたまごが食べられる『岩沢ポートリー』へ行ってきました!!
三浦半島にある『岩沢ポートリー』は、ニワトリを平飼いしているたまご屋さんです。今回、『岩沢ポートリー』がどんなところなのか見学してきました。
たまごは1つ100円!!しかし100円には理由があります。
これからは、たまごを大切にしようと思います。
ハルカくん
ハルカくん
暗いところでしかたまごをうまない
ニワトリは明るいところで餌を食べ、暗いところでたまごをうみます。なので、手前を明るくしてニワトリがたまごをうみたくなったらおくでたまごをうめる工夫がされています。
『岩沢ポートリー』へ行ってニワトリの意外な生態が知れました。
ハジメくん
ハジメくん
ニワトリは1日1個たまごを産みます。そのたまごは1個が大きくて、産み立ては温かい。
ニワトリは、明るい所でエサを食べ、暗いところでたまごを産むそうです。そして、なぜ明るい所でエサを食べて、暗い所でたまごを産むのか『岩沢ポートリー』さんに聞いてみました。けれども、わからないらしいです。
おいしいたまごは1つ100円!なぜ、この値段かというと、三浦でとれたマグロや野菜を食べているからです。
このように『岩沢ポートリー』さんにはおいしいたまごがあるのです。
アオイくん
アオイくん
にわとりは明るいところでごはんを食べるのと暗いところでたまごを産むそうで、ニワトリの小屋に色々な工夫がしてありました。
『岩沢ポートリー』のたまごが1個100円なのは、にわとりが1日に1個しか産まないからです。
『岩沢ポートリー』の【たまごやの贅沢サンド】を食べました。サンドイッチの味はたまご焼きが甘くて、ボリューミーで食べごたえがありました。
『岩沢ポートリー』さんに行ってたまごへの思いが変わりました。
リョウヤくん
リョウヤくん
ニワトリは、明るいところでごはんを食べて、暗いところでたまごを産むと言っていました。ニワトリが健康かどうかをどうやって調べるのかも教えてくれました。その方法は、ニワトリの羽の形に注目すると、きれいななみなみが出てると、健康な印だそうです。そこをみて、ニワトリたちの健康を調べていたのです。
『岩沢ポートリー』にいってみてニワトリたちがどのようにたまごを産んでいるかやどのような仕事をしているのかが分かりました。

 

以上、お子様たちの取材記事でした!
今回お子様の記事にもよく出てきましたが、私たちの食卓を支える仕事の現場について知ると、その食べ物への思いが変わるようです。そして、記事作成によって人に伝える練習もしていただき、1日でたくさんの経験を積んでいただけたかなと思います。

今後も、神奈川県の地元で色々な事に取り組まれている方々と連携し、お子様の成長に寄与できる体験をご提供して参ります。
ご興味のある方はお気軽に、ジモティビティへの会員登録と、次回体験へお申込みください!