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〈 県央 〉

華やかで美しいおはぎは、贈り物にもぴったり
『おはぎともなかと』

小田急線 本厚木駅の南口側に白を基調としたスタイリッシュな店構えのお店を発見。どんなお店かと思いきや、“おはぎ”と“もなか”の専門店でした!!その名も『おはぎともなかと』は、オープンしてまだ1年(2023年8月オープン)ほどですが多くのファンがおはぎを求めて連日来店されています。一体どんなおはぎを販売しているのか…気になりますね♪

オーナーさんの一目ぼれから始まるおはぎのお店

20年以上コーヒーショップでパートとして勤務をしながら、発酵食品やパン作りなどの教室を開催していたオーナーさん。しかし、新型コロナウィルスの流行中は教室を開催することができず…。そんな中インターネットで出会ったのが“あんフラワー”でした。生クリームを絞るようにあんこクリームを口金をつけた絞り袋にいれて、あんこをお花に絞った菓子です。華やかな見た目とかわいらしさに一目ぼれ♡したオーナーさんは、あんフラワーの教室に7つほど通って技術を習得!ご自身であんフラワーの教室を開催するほどになりました。
こちらのお店のおはぎは、あんフラワーをあしらった華やかでかわいらしいおはぎ。目にも楽しく、食べても美味しいこだわりのおはぎです。

食品アレルギーがあってもケーキのような華やかなお菓子を食べさせてあげたい

お店を始めるきっかけとなったのは、“孫にアレルギーがあり、ケーキが食べられない。華やかな見た目でケーキのようだから、ぜひおはぎを作ってほしい、売ってほしい”と教室で声をかけられたこと。当初オーナーさんは、パン教室なども開いていたため、完全に小麦が入らない保証がない(空気中を舞っている可能性、不安があった)から販売できないとお断りをされていました。しかし、その方にお会いする度に作ってほしいとお願いをされ…。あんフラワー教室で出会った現在のお店の店長とオーナーさんのご主人の後押しもあり、“不安だけど、3人でだったらお店が出来るかな?”と開業を決意。きっかけをくれた方のお孫さんも、喜んで召し上がってくれたそうです。

食べたもので自分の体はできているから

『おはぎともなかと』で使用する素材は、体にいいもの・やさしいものを選び、食品アレルギーをお持ちの方でも安心して食べていただけるよう心がけて作られています。(一部使用している商品あり、アレルギー表示をしています)あんフラワーの色とりどりの色彩も、全て天然の色。水色はバタフライピー(ハーブ)、緑は抹茶、赤やピンクはビーツ(野菜)など…食品のもつ色の豊かさに魅了されます。
おはぎに使用しているもち米は、日本有数の米どころ新潟県の「わたぼうし」という品種を使用。炊きあがった時のツヤがとてもいいそうです。そして餡は、平塚市の製餡所で作っていただいています。もち米と餡を決めるまでに何度も試作を重ね、選び抜いた最高の組み合わせ。おはぎ自体の美味しさも格別です。

毎月変わるラインナップ

毎月、おはぎのラインナップは変わり、8~10種類のおはぎが店頭に並びます。(おはぎの種類は店舗HPまたはInstagramにてご確認ください)その季節に合わせたお花のデザインをオーナーさんが決め、改良を重ねて作ります。お伺いしたのは6月。あじさいをイメージしたおはぎが店頭に並んでしました。

「薔薇」(写真左)
とてもやさしい白餡の風味、葉の部分はほのかに抹茶を感じます。もち米はこし餡で包まれ、上品な甘さの“おはぎ”でした。「薔薇」は、唯一の定番おはぎです。

「ミニ紫陽花」(写真右/※6月限定のおはぎでした)
全て白餡で作られているので、おはぎというより洋菓子に近い感覚。全体的にやさしいお味で、葉の部分の抹茶風味がいいアクセントでした。

「桃」(写真右/※6月限定のおはぎでした)
とてもフルーティーで甘い香りのするおはぎ。ほんのり桃の香りと味がする桃餡にトッピングには砂糖漬けの桃と、桃づくし。とても上品な甘さでジューシー感もある新感覚のおはぎでした。

「ナッツ」(写真左/乳・アーモンド・胡桃を使用/※6月限定のおはぎでした)
あんことナッツの意外な組み合わせ。見た目はまるでカップケーキのよう。ピスタチオ餡はナッツのクリーミー感があってまろやか。トッピングのナッツの歯ごたえが良く、ケーキと錯覚してしまいそう。
6月に訪問した際には、「夏みかん」「黒豆と白胡麻」など全部で8種類ありました。毎月の主なおはぎの他に「日替わりおはぎ」が登場することもありますよ。

自分でつくる、かわいい「もなか」

『おはぎともなかと』のもなかは、かわいいくまの形をしていました。餡をサンドした完成系の状態で販売しているのではなく、もなかの皮と餡(小豆餡・白餡)が別々に入っていて、食べる時に自分で餡をはさんでもなかを完成させていただきます。餡もたっぷり入っているので、とっても贅沢◎

食べる直前に餡をはさむ最大のメリットはその食感!もなかの皮のパリッと感は出来立てでしか味わえません!オーナーさん曰く、小豆餡にクリームチーズ、白餡にナッツやフルーツをちょい足しするのもおすすめだそう♪

おはぎは、箱やわっぱ(有料)に入れていただくこともできるので、手土産や贈り物にもぴったり。蓋を開けて、こんなにかわいらしいおはぎが入っていたら嬉しいですね♪ また、店内にはイートインスペースもあり、お抹茶とおはぎをいただくこともできますよ。(夏の時期はかき氷も登場します)季節を感じる色とりどりの華やかなおはぎ、ぜひお店に足を運んでみてください!売切れてしまうこともあるので、早い時間がおすすめです◎

〒243-0014
神奈川県厚木市旭町4丁目3-13
小田急小田原線「本厚木駅」より徒歩約10分
046-212-2868
11:00~16:00(おはぎがなくなり次第終了) 
日・月・火曜定休、不定休
あり(店舗前に1台)
https://ohagitomonakato.com/
https://www.instagram.com/ohagitomonakato/

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