『ぐるしの2022 ぐるっとお散歩篠原展』に行ってきました!

2022年10月9日(日)・10日(月・祝)

秋の風がやっと感じられるようになってきた10月。相模原市緑区の篠原(しのばら)というエリアで開催されたイベントにお邪魔してきました。その名も『ぐるっとお散歩篠原展』。篠原エリアを散策するイベントです。私も電車に揺られながら、まずは藤野駅へ向かいました♪

新型コロナウィルスの影響で開催できていなかったこちらのイベントは、4年ぶりの開催。藤野駅に到着すると、“ぐるしの2022”と書かれたリーフレットを持った方たちでいっぱい!皆さん、この日を楽しみにされていたのですね。私がお伺いした9日(土)は藤野駅から送迎バスも出ていたので、バスに乗りイベントへレッツゴー!
篠原地区に到着すると、散策しながらイベントを楽しむ方たちで賑わっていました。このイベントは、篠原地区に住む方々が協力して開催しているもので、ご自宅やお庭を開放したりと、ちょっと面白い展示の仕方をされています。何軒かご紹介しますね♪

【河本家】
こちらのお宅では、廃材や使用しなくなった鉄などを使った温かみのある作品が並べられていました。河本さんが“モノづくり”にハマったきっかけは、関西からこちらに移住する際にご自宅をリフォームしたこと!収納ボックスや物掛けフック、セロハンテープ入れにアクセサリーのネックレスなど…大きいものから小さいものまで、本当に様々な作品がありました。

【河内さんち】
次に立ち寄ったのは、うどんを振る舞っていた河内さんのお宅。なんと、こちらで提供されていたうどんは、小麦から自分たちで育てたというから驚きです!有志の仲間で行っている農業の1年の集大成として、今回は自然農で育てた小麦を自らうどんへ!

自分たちでうどんを打ち、作りたて茹でたてが振る舞われています。早速、私もいただきました。

手作りうどんは少し長めでもっちもちの食感。つけ汁には馬肉を使用しており、柔らかく、良い味が出ています。用意されていた自家製の唐辛子は、少しでもパンチのある辛みでした…!有志の仲間の普段のお仕事は、林業やサラリーマン、絵本作家の方まで様々。皆さんで和気あいあいと丹精込めてに作られたうどんは、とってもおいしかったです!

【加藤邸】
スポット記事でもご紹介しました『Fujino Wooden Jewerly』の加藤さんのご自宅も開放され、アクセサリー販売や自家製ジャムなどの販売をされていました。

加藤さん宅には、インディアンフルートの『ガイネの音処(ねどこ)』さんのワークショップや楽器の展示、旅する封筒屋&手作り雑貨の『てらしまのりこ』さんも一緒に出展されていました。


『ガイネの音処(ねどこ)』

【新井家】


『蘇.~yomi~」』

次に訪れたお宅では、サボテン多肉植物のかわいらしいフォルムに癒される『蘇.~yomi~」』さんの植物販売や壁にずらっと並んだ写真展、入口には色鮮やかなお花が目を引く『four peas flowers』さんのオーガニックスローフラワー販売も行われていました。


『four peas flowers』

「スローフラワー」とは農薬や化学肥料を一切使わず自然の力で育てたお花で、露地栽培で力強くのびやかに育っています。雨にも風にも負けずに育ったお花たちはどことなく色が濃いような気がしましたよ。

【やっちゃんのお店】
採れたて野菜の販売とフリーマーケットを開催。

採れたての野菜は、珍しい八つ頭やヤーコン、季節の栗や落花生など様々。あまり馴染みのない野菜も、調理法のアドバイスがいただけてチャレンジしてみようと思えました!生産者の方とお話しすると、新しい発見や出会いがあって楽しいですよね。

色々なお宅にお邪魔しながら、最後に今回の『ぐるっとお散歩篠原展』メイン会場となっている【篠原の里】へ。

こちらには『里カフェ』をはじめ、ダッチオーブンのライブクッキングなどおいしそうなグルメがたくさん。篠原の里の炭焼き部による黒炭や竹炭の販売、小物の販売も行われていました。
※【篠原の里】は、廃校になってしまった小学校を宿泊交流施設として蘇らせた場所。自炊場や野外には大きな石窯も備えられていて、個人でも団体でも楽しく里山の自然を楽しむことができます。ご予約詳細はHPをぜひご覧ください。

年に一度の篠原エリアを挙げてのイベント。秋の風を感じながら色々な方のお宅にお邪魔する感覚で散策すると、温かな雰囲気に身も心もリフレッシュされていきます。毎年10月に開催予定ですので、足を運んでみてくださいね。

ぐるしのHP https://shinobara.jp/archives/2527
篠原の里HP https://shinobara.jp/shinoba