相模原市に本店を構える『C’est la saison! (セ・ラ・セゾン!)』。季節のフルーツをふんだんに使用したケーキや焼き菓子がたくさんあるそうで、どんな素敵なスイーツに出会えるかわくわくしてしまいます。
入口には緑あふれる木々がたくさん植えられています。お伺いしてみると、こちらの木はさくらんぼやレモンなどの果実の木なのだそう!訪れる季節ごと実る果物がお客様を出迎えてくれています。
店名の『C’est la saison! (セ・ラ・セゾン!)』は“今が旬!”という意味のフランス語。“旬の元気なフルーツや、生産者の思いが込められた力溢れる素材を活かした作り立てのお菓子を届けたい。また私たち人間も生きている限り“旬”でありたい”、そんな想いが込められているそうです。
旬の素材を最大限に活かして作ったオーナーシェフこだわりのお菓子は、とてもキラキラしていて魅力的なモノばかり。今回は10月下旬に販売されていたケーキをご紹介します。
ショーケースを見てみると、何やらサイズも大きいような…。そうです、こちらのケーキは大きめに作られていてボリューム満点。甘さや素材のもつ旨味を活かして丁寧に作られているので、甘いものが苦手な方でもペロリと食べられてしまうのが特徴です。
「トライフル」
人気ナンバー1は、旬のフルーツ(今回は桃)や定番フルーツがたっぷり入ったロールケーキの「トライフル」。試行錯誤を重ね現在のトライフルが完成されたそうで、スポンジはふんわりやわらか、たっぷりの生クリームとカスタードクリームも甘すぎず、フルーツとの相性は抜群!一口ごとに色々なフルーツが味わえて、食べていて幸せな気分になります♪
「いちごのショートケーキ」
ケーキのショーケースを見て驚いたのは、ショートケーキが5種類ほどあったこと!定番のいちごの他、シャインマスカットや洋梨など、旬のフルーツを使用したショートケーキがたくさんありました。今回いただいた「いちごのショートケーキ」は、長野県産の大ぶりの夏いちご「真心」をたっぷり使用しています。白と赤のコントラストがやはり美しい!クリームの甘さとスポンジのふんわりがおいしい定番ケーキです。皆さんはどのショートケーキを召し上がってみたいですか?
二十四節気のスペシャルケーキ「発酵クリームのタルト」
夏至や立冬など、季節の移ろいを表した“二十四節気”。こちらのお店では、その二十四節気に合わせて旬のフルーツを使用した特別なケーキが登場します。訪れた日は“寒露”、いちじくと洋梨のタルトでした。タルト生地の上にパイ生地や京ほうじ茶のムース、覆うようにいちじくと洋梨が並べられています。旬のフルーツは甘く、京ほうじ茶ムースとも相性抜群。崩して食べるのがもったいないくらいでした。
「スイートポテト」
秋と言えば!のさつまいも。紅あずまをふんだんに使用した濃厚ケーキの「スイートポテト」。パイ生地にさつまいものペーストがたっぷり、その中にはさつまいもがゴロン♪ 食べ応えのあるケーキで、さつまいもの甘さとおいしさを存分に感じることができます…!
店内は、焼き菓子の種類も豊富。こだわりが詰まった焼き菓子は、手土産や贈答用にぴったりです。
その中から2種、地産地消の商品をご紹介しますね。
「津久井きな粉のダックワーズ」
相模原市が誇る“津久井在来大豆のきな粉”を生地とクリームに使用したダックワーズです。アーモンドパウダー、砂糖、卵白、きな粉でふんわり焼き上げられた生地はカリっとフワフワ。小麦粉を一切使用していないグルテンフリーなのも嬉しいですね。生地と同じくらいの厚みがあるクリームは、甘すぎず、きな粉の香りがふわっと鼻に抜けます。洋菓子ですが、日本茶にも合う焼き菓子だと感じました。モンドセレクション金賞受賞、さがみはら推しミヤゲ認定、相模原のお土産に購入するのもおすすめです。
「エルトゥールル」
オーナーシェフの出身地・和歌山県と縁のある焼き菓子です。こちらのお菓子には、このような背景があります。
〜昔、トルコから訪れた賓客の困難に、献身的に尽くした和歌山県串本町の人々。その出来事はトルコの小学校の教科書に記され、今なお語り継がれています。また、イラン・イラク戦争で日本人がイランに取り残されてしまった時に、トルコ政府は日本人の救出に尽力してくれました。お互いを助け合い、和歌山県とトルコ、日本とトルコは友情と交友関係を続けてきました。〜
和歌山県串本町の特産品である“金柑”と最高品質のトルコ産“ヘーゼルナッツ”を融合した「エルトゥールル」は、和歌山県とトルコの友情を表したマドレーヌ。ヘーゼルナッツの入った生地に金柑のジャムをのせ、船の形に焼き上げています。頬張ると、柑橘類のほどよい酸味とヘーゼルナッツの風味豊かな香りが口の中に広がりますよ。こちらの焼き菓子も、モンドセレクション金賞を受賞しています。
ご紹介した以外にも、相模原産のブルーベリーや和歌山県産のフルーツを使った焼き菓子、クッキーや季節のカップアイスなどたくさんのお菓子が店内には並べられています。相模原の体験農場『モナの丘』の「桃薫いちご」を使ったアイスもあり、こちらは『モナの丘』でも購入することができます。(実は、取材の前日に行われた、モナの丘のイチゴ苗植えボランティアでオーナーシェフと偶然一緒でした!)桃薫を使用したスイーツは来年初め頃から店頭に並び始めるようです。
オーナーシェフは地産地消にこだわり、“安心安全なものを食べてもらいたい、素材の良さをそのまま味わってもらいたい”と添加物を一切使用していません。また、相模原市内の小学校でみんなで一つのケーキを作る“夢ケーキ”という面白いプロジェクトも行っていらっしゃいます◎
ここだけではお店の紹介が足りないくらい、こだわって丁寧に作られているお菓子たち。インスタグラムではその時の旬を随時配信しているので、お店に行く前にぜひチェックしてみてください!YouTubeでは生産者の方の動画配信も行っていますよ。
旬のフルーツの美味しさを詰め込んだスイーツを味わいに、足を運んでみてくださいね。
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〒252-0232 神奈川県相模原市中央区矢部1丁目14−8 |
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JR「矢部駅」より徒歩約9分 | |
042-769-7355 | |
10:00〜18:15 | |
月・火曜定休 | |
あり(店舗とは別の場所になります。店舗前に案内地図あり) | |
https://cest-la-saison.com/
https://www.instagram.com/cest_la_saison_sagamihara/?hl=ja https://www.youtube.com/channel/UClKzJbfDNvNdNBO8rdOxxcw |
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